ごあいさつ

⼀般社団法人
長野県林業コンサルタント協会
理事長 羽田 健⼀郎
(長野県町村会長 長和町長)
一般社団法人長野県林業コンサルタント協会は、昭和41年5月に任意団体として設立して以来、創立60周年を迎えることになりました。
森林・農山村の基盤整備としての林道事業、県土を保全する治山事業、健全な森林を維持する森林整備、近年ではデジタル情報を用いた森林情報解析など長野県の森林・林業の近代化に携わってまいりました。これまでの間、市町村・長野県をはじめ、関係機関のご指導、ご支援、ご協力を賜り、60周年を迎えられたことを心より御礼申し上げます。
創立50周年以降の10年間を振り返りますと、令和元年10月には、台風第19号(東日本台風)により各地で大規模な災害が発生し、令和2年、3年にも中南信を中心とした豪雨により甚大な被害が発生しました。また、ニホンジカをはじめとした野生鳥獣による農林業被害が依然として続いているほか、近年はクマによる人的被害も大きな社会問題となっております。
一方で林業政策に目を向けますと、森林の機能を十分に発揮させるための森林環境税及び森林環境譲与税や森林経営管理制度が創設され、県土の約8割を森林が占める長野県にとって森林・林業の大きな変革の時となっております。
当協会はこうした情勢に対応するため、林道施設災害に対しては、職員が一丸となって対応したほか、野生鳥獣の生息状況調査や被害発生時の緊急捜索体制の構築にも取り組んでまいりました。さらに、業務の効率化や成果の精度向上を図るため、ドローンなどのICTを活用した調査・解析・測量を進めてまいりました。
令和3 年度からは「森と人いきいき助成事業」を創設し、会員の森林・林業に関わる活動に支援してまいりました。
普及・広報活動では、森づくりの最新の研究・知見を取りまとめた書籍を発刊するなど情報発信に努めてまいりました。
今後も会員の皆様はもとより、森林・林業及び環境保全活動への貢献を目的とする個人、団体、大学や研究機関等との協働事業を積極的に推進し、協会の使命達成に努めてまいる所存であります。今後も皆様方の一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。
令和8年(2026年)7月